【旧キット】1/144 ジュアッグ

▼キット情報

・1/144 ジュアッグ

・発売日:1982年8月


「来るぞッ!」


旧キット1/144 ジュアッグ のレビューです。

今年の2月にガンダムベースに行った際に新品で購入しました。


ジュアッグはアッグガイアッグと同じく、ジャブロー攻略を目的とした水陸両用のMSです。

機動戦士ガンダムのアニメ本編には登場しないため、設定だけの単なる面白メカでしかなかったのですが

ユニコーンガンダムEP4の冒頭に登場し、性能差のある連邦軍のMSに対して奮戦するシーンが描かれ一気に知名度を獲得しました。

一般販売のHGUCキットだけでなく、プレバンでMSV版まで発売されており、アッグシリーズ一番の出世株と言えるMSではないでしょうか。

※サンライズ アニメチャンネルの冒頭映像でその雄姿を確認することが出来ます。


ずっと水泳部のコレクションに加えたいと思っていた機体で、HGUCの再販を待っていたのですが一向にその気配がなく、更には中古で購入する場合の相場が「5000円~」で

この値段なら塗料込みでも旧キットの方が安く済むと思い、観念して旧キットに手を付けました。

たまにはHGUCで楽をしたいところです・・・


■パッケージ

背後霊 見守っている先輩や同僚なしのシンプルなパッケージ。

右上には自身の背中が描かれています。


  • 制作

旧キットなので接着&全塗装が必要なのですが

複雑な構造をしている関係でパーツが多く、塗り分けは旧キットの中でもしやすい印象でした。

また、旧キットは基本モナカ構造なので重量がなく、倒れる心配があるのですが

こいつに関しては腕部の多数の砲口や鼻のような大きなノズルなど重量を稼いでいるパーツが多く、立たせていても安定感があります。


一か所だけ手を加えた箇所として、モノアイに立体感がなかったのでキットのパーツではなくHアイズを取り付けています。

塗装はランナー成型色のブラウンがけっこう落ち着いてていい色だったので、そこはそのまま残してシタデルカラーカラースプレーを併用して足りない色を補う形で塗装しました。


▼デカール前の状態

実はキュベレイの息抜きで並行して作業していました。



▼デカール・トップコート後

塗装後、ガンダムデカールで適度にデコレートしつつプレミアムトップコートの「つや消し」を吹いて完成です。


まじまじと見るとHGUCのジュアッグとかなり体型が違うんですよね。

異形の兵器感が強く、個人的は旧キットの方が好みのデザインをしています。


■各アングル

肩幅が広いのでけっこうマッチョに見えます。

HGUC版は鼻のようなパーツはボールジョイントになっていて自由に動かせるらしいです。(欲しいなぁ・・・)



■可動

腕部の可動は旧キットの中でもトップクラスに良いです。

肩を大きく開くことも三連装の砲身に角度を付けることも出来るので、それっぽい砲撃ポーズを取らせることが出来ます。


腕部の武装は設定だとロケット砲らしいのですが、ユニコーンの冒頭でどう見ても連射の効くバルカン砲として描写されていました。


胴体の4門の穴も排気口と言う設定だったと思うんですが、

ゲームとかだと良くここからメガ粒子砲を撃ってるので本当に謎が多い機体です。

保持力は皆無ですが、腰がないので脚もそれなりに動かせます。

HGUC版で可愛いと話題になった例のポーズも旧キットで再現可能!

鼻は動きませんけどね・・・



■兄弟たちと比較

アッガイの開発途上から発展した機体、という設定ですが並べてみるとほとんど似てない気がします。

ギリギリらしさを感じるパーツは脚のスリッパくらいですね・・・



■おまけ

HGUCのゾゴックどこにもないなぁ…とか言ってたら友人が旧キットを送り付けてくれたので

ここまで来たらアッグシリーズは旧キットで完走しようと思います。


(ただ、仮組してみたところゾゴックは本当にやばそう。ソフビ人形のようでした)


  • 余談

キュベレイの息抜きにダラダラやろうと思って着手した5作目の旧キットでしたが、まさかの良キットで非常に楽しく進めることが出来ました。

パーツ量は多いですが、組み立てにくいところもなく、かなり洗練されてからのキットなのかなと思いました。

また、今回からシタデルカラーも併用したのでマスキングの手間がなくなり、作業時間を大幅に短縮出来て良かったです。


次回は、twitterのフォロワーの方が送ってくださったズゴックEが完成したのでその記事になると思います。

ゾゴックもやってるのですが、その前に何体か挟むかも知れません。

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