【旧キット】1/144 ゾゴック

▼キット情報

・1/144 ゾゴック

・発売日:1982年11月


「よくもまぁ、あんな機体で」 


遂にやってきました、旧キット1/144 ゾゴックの制作・紹介レビューです。


造形的には今見ても悪くはないジュアッグアッグガイと比べ、

パッケージの完成見本を一目見ただけで明らかにやばい感じがする本キット。


なので、ゾゴックをちゃんと作るときは大人しくHGUCの再販を待とう!と思っていた矢先に友人が量販店で見つけて 1/100とセットで 送ってくれました。


▼圧倒的存在感

1/100は…年末にでも…



ゾゴックは、アッグシリーズと同じく、ジャブロー攻略を目的とした特務用MSです。


アッガイではなくズゴックをベースに開発されたという設定で、火器は装備しておらず

頭のブーメランカッターを飛ばしたり、腕を伸ばしたりして戦います。

水中航行機能を有するものの、水中型のMSと言うわけではありません。

なんかモビルスーツと言うより機械獣みたいなやつですね…


映像作品ではジュアッグと同じくガンダムUCのEP4に登場。

トリントン基地にてゼー・ズールと連携し、連邦軍のバイアランカスタムと戦うシーンが非常にかっこよく描かれ、面白メカのイメージを一気に払拭しました。

このときのゾゴックがゾゴック(ユニコーンver)として、HGUCで一般販売されています。



■パッケージ

パッケージ単品で取り忘れてました、すいません

稲妻をバックに勇ましいポーズを取るゾゴックが描かれていますが、こんな風には動かせません。


  • 制作

旧キットなので要接着&塗装です。

腕部や太股などの一括で塗装できそうな箇所はスプレー塗装しつつ、足りない色をシタデルカラーで補っています。

頭部のブーメランカッターは接着式なので一度付けたら取り外せません。

(HGUC版は一つずつ着脱式になってるみたいです)


▼仮組

怪獣のソフビ人形のような出で立ち。

縦に大きいのでボリューム感はあるのですが、全身がほぼモナカなので非常に軽いです。

モノアイは胴体部分に造形されているのですが、立体感がイマイチだったので削り落としてHアイズに取り換えています。


▼塗装完了の状態

塗ったら意外と愛着が沸いてきました。

腰のパーツが白いのでオムツを履いてるみたいだ…


また、このブログをご覧になっているような聡明なジオニストの皆様なら

記事サムネイルの段階で違和感を覚えたことと思うのですが

頭部の「ブーメランカッター」の数が設定の「10本」ではなく「8本」になっています。

実は、塗装し終わったあとでカッターを1本紛失していることに気付き、左右のバランスを取るために苦肉の策で8本にしました。

余った差し込み穴が浮いてしまわないよう、コトブキヤのモデリングサポートで穴を隠してブーメランのハンガーっぽく塗装して誤魔化してます。

紛失には気を付けます…


上記諸々の処理の後、ガンダムデカールで適度にデコレートしつつプレミアムトップコートの「つや消し」を吹いて完成です。

丸っこくて曲面が多いメカは光が反射するので「光沢」の方が映えるのですが、他の水泳部メンツに合わせました。



▼デカール・トップコート後

背面はそこそこ情報量が多くていい感じに見えますね。



■可動

肘と膝はちゃんと可動軸になってるのですが他のパーツにめちゃくちゃ干渉するので、実際は手足の付け根から動かすしか出来ません。



▼腕部の伸縮

間違い探しみたいなシュールな図になっちゃってますが、腕部を引き出すことで差し替え無しでアームパンチを再現出来ます。

当時にしてはけっこう意欲的な作りじゃないでしょうか。HG版では腕部の延長パーツを付けて再現しています。


ただ、収納したパーツを引き出す際にパーツが擦れて塗装剥がれが起きるため、設定では延長部分は白色なのですが今回は成型色のままにしています。

全塗装する際はオミットするか、クリアランスを確保するかしないといけないギミックですね…

「アームパンチで攻撃!」


▼HGUC版との比較

HGUC版と比較。この二つでガンプラ40年の進化を余すことなく体験出来ます。


ユニコーンに登場した方は基本デザインは踏襲しているもの、かなり別物になってることがわかりますね。カラーパターンもけっこう違います。

HGUC版を、旧版のカラーリングにするのも面白そうかと思いました。


▼熱い握手を交わす新旧ヒーロー(大嘘)



「アッグシリーズ、旧キットでここに終結!」


  • 余談

HGUCのジュアッグが中々再販しないので旧キットで作りましたが、案の定来月(2021/4月)末に再販が決まりました。

よく、作ったら出る とか言われてますけど、まさか自分で体験することになるとは…

HGゾゴックも似たようなタイミングに出るみたいで、要はユニコーン系の一斉再販って感じですね。

(ローゼンズールとか、一般機のギラズールとかちょこちょこいないですが)


とりあえずHGのジュアッグ・ゾゴックは確保したいところです。

HGゾゴックは旧キットカラーで仕上げて、今回レビューしたやつと一緒に飾れたらいいかなと思っています。


また、プラモを飾る場所がそろそろ限界になってきたので

部屋の配置換えも兼ねて2つめのコレクションケースを自宅に導入しようと考えてます。

今あるやつはガラス扉だけのシンプルなやつなんですが、

LED付きとか、ミラー付きとか色々あるみたいなんでワクワクしながら色々探してます。


次回は水泳部が終わったので、

今着手してるHGガザCか、それかまだ記事にしてないHGグフカスタムとかになると思います。

0コメント

  • 1000 / 1000