HGFC ガンダムマッスター

▼キット情報

・HGFC 1/144 ガンダムマックスター

・発売日: 2023年11月


「チボデー・クロケット、ナイスガイ…!」


新年あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願いいたします。

今年も引き続きガンプラと30MMを追いかけていきつつ、

アーマードコア6の商品があればレビューしていく予定です。


2024年最初の記事はHGFC1/144 「ガンダムマックスター」の紹介レビューです。

Gガンダムの商品化ヒエラルキー的にボルトガンダムが来ると思ってましたが、

本編での絡みを意識してかHGBFのプレバン第二弾として、ガンダムローズに続いての商品化です。

マックスターはネオアメリカ代表のガンダムファイター「チボデー・クロケット」の搭乗MSで、第二話でドモンの対戦相手として登場。

ローズと同じく物語中盤以降は「シャッフル同盟」のメンバーとして全編通して活躍します。


パイロットがボクサーであるという設定を取り入れた戦闘スタイルを持ちつつ、アメフトの防具を思わせるような装甲のシルエット、西部劇のシングルアクションリボルバーを思わせる武装、アメリカの国旗を思わせるカラーリング…などこれでもかというくらい国柄を押し出したデザインが潔いですね。


価格はおよそ3000円でHGとしてはかなりの高額商品ですが、ガンダムローズに負けないくらいのかっこいいキットなっていたので紹介してきます。


制作

最新HGの流れでKPSのポリキャップレス仕様。

大多数の色分けをパーツ分けのみで再現しています。また、関節部分は一部ガンダムローズと共通でした。

塗装箇所をざっくりと下記に記載します

  • 赤色部分:肩曲面でヒケが気になったのでMSカラーサザビーレッドで塗装
  • シールドの青色部分:ヒケが気になったのでタミヤカラーのブルーで塗装
  • 胸部黒色:タミヤカラーのブラック
  • 黄色部分:タミヤカラーのキャラクターイエロー
  • 関節部分:MSカラージオン系グレー
  • 武装:MSカラー連邦系メタリックグレー
  • 腰部分バーニア:シルバーメタル


塗装箇所多めに見えますが色分け自体はパーツ分けでされてるのでとても簡単でした。

青色部分は成型色ですが、星条旗の青色っぽくていい感じだと思います。


上記の塗装に足りない色をシタデルカラーで筆塗りしてトップコートの"半光沢"で仕上げています。

シャイニングやローズと同様にデカールは使用していません。


要塗装なのは水色枠で囲った箇所で、主にパーツの奥まった部分の黒色が足りません。

この辺はどんなに成型技術が進歩しても内側に黒いパーツを仕込むなどしないと再現できないと思うので、1/144ではスケール的に苦しいのかと思います。

こういう部分をサッと塗るのにシタデルカラーのブラックは最適なので、HG系のキットを作る際にはおすすめのツールです。

胸部の緑色の六角形や黄色の留め具、脚部や腕部の赤、青色部分はパーツの挟みこみだけで再現。

頭部のツインアイとセンサーにのみシールを使用しました。

Gガン系のキットはデフォルトで持ち手ではない握り手が付いてくるのがありがたいですね…


付属品やギミックを紹介します。

また、背中のコアランダーが外せるギミックがあるのですがローズと同じく今回も接着しちゃってます。


ファイティングナックル

格闘戦を主体とするガンダムマッスターのメイン武器で、腕部側面のカバーが展開してナックルガードになります

(でもわりと本編で使ってた記憶が薄い…)

ガンダムローズと同様、機体カラーをイメージした専用のアクションベース(大きいタイプ)も付属。

腰の捻りや引き起こしでパンチスタイルのポーズを取らせることが出来ますが、通常モードだと巨大な肩アーマーが干渉します。

ナックルガードは設定と同様に、腕部に収納されている部分を引き出しくるんと向きを変えることで展開できます。

ただ、このキット唯一の不満点としてこのナックルガードを展開するときがかなりキツめで、パーツを破損しそうで非常に怖い…

自分は初回の変形だけでパーツが白化してしまったので、青色部分を少し削って収納しています。

塗装したパーツなども干渉しまくると思うので、ここは設定のギミックよりも二種類のパーツを取り換える形式で良かったんじゃないかなと思いました。


フライヤーシールド

マックスター専用のトリコロールな盾。

今までは「シールド」としか呼称されていませんでしたが、今回のHG化にあたってフライヤーシールドという名称が付けられたようです。

複雑なデザインですが色分けはパーツ分割だけで再現。

ただ、基本的には後述のサーフボードとしての遊び方を想定しているので、持ち手部分は簡素で可動式のグリップが取り付けられているだけです。

手持ち盾としてのポージングの幅は狭いです。

靴底に専用のジョイントパーツを取り付けて、本編で見せたフライヤーシールドによる移動形態を再現できます。

サーフボードはしっかりと脚部に固定されるので、そのまま本体をベースに接続してポージングすることも出来ます。トラパーの波やアムエネルギーを感じます。

「ジャストォモォーメェント!相手は俺だ!」


本編だと盾じゃなくてほぼほぼ移動手段でしたね…


ギガンティックマグナム

腰部に接続されている二丁の拳銃。

接続ピンが少し目立つのですが造形は回転弾倉までしっかりとされています。

腰の両サイドに銃を接続する関係上サイドアーマーがないっていう不思議な形状…

ファニングショット風に


ボクサーモード

胸部アーマーを外し、肩アーマーを腕に取り付けてボクサーモードにモードチェンジ!

内部の大胸筋を思わせる装甲が露出し、ボクサーグローブが付くためシルエットが大きく変わります。

肩アーマーも外れるのでより自由なポージングが可能に。

「豪熱!マシンガァン、パァァァァァンチ!」


最後に、専用のエフェクトパーツを紹介します。

ファイティングナックルに挟みこむ形で、ガッチリ固定されます。

このエフェクトパーツ、めちゃくちゃかっこいいです。

ガンダムローズもエフェクトパーツに気合が入ってたので、残りの二体にも期待できますね。

専用台座でエフェクトパーツを浮かせることも出来ます。


以下適当に何枚か

相方のガンダムローズと。

次のキット化はボルトで、トリがドラゴンって感じでしょうね。

OPの最初のカット。

あと2体が揃うのが楽しみです。

「ウィナーは俺たちなんだよ…グッバイ!」


HGガンダムマックスターの紹介レビューでした。

ガンダムローズもとてもクオリティの高いキットでしたが、マックスターもそれに負けない出来になっていて残りのシャッフル同盟機もとても楽しみです。

この辺が売れたらHGシュピーゲル、果てはヘブンズソードなんかも出るんじゃないかと期待してしまいますね。

次回はプレミアムバンダイ限定、HG1/144ガンダムルブリスアノクタ がサクっと完成したのでそちらの紹介記事になると思います。


あとは、先日ちょっとヴィネットに手を出してみました。

粘土や芝生用のパウダーなんかを使って見様見真似でやってみたのですが、思いの外それっぽくなって気に入っています。

電柱は30MMのカスタマイズシーンベース (市街地Ver.)のものを使いましたが、1個だけちゃんとした既製品を入れるといい感じになるなという学びを得ました。


今後一年戦争系のキットの撮影でちょこちょこ使っていこうかなと…

それではまた

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