HG ガンダムシュバルゼッテ

キット情報

HG 1/144 ガンダムシュバルゼッテ

発売日: 2023年07月08日


「まだあの女に囚われているのか、にいさん」


TVシリーズ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』より「HG 1/144 ガンダムシュバルゼッテ」の紹介レビューです。


シルエットや存在の匂わせはセカンドシーズンの途中からありましたが、正式に登場したのは23話『紡がれる道』より。

放送前は闇落ちしたグエル、18話くらいではエアリアルを失ったスレッタの搭乗機になるのでは…?と色々と予想が盛り上がりましたが、

結局ジェダーク社の機体ということでラウダが搭乗し、活躍も少なく正直ちょっと本編では肩透かし感のある機体でした。

とは言えデザインも戦闘シーンもとてもかっこいいので、今後のゲームなどでの活躍に期待しています。

キットの方は発売日に購入していたのですが長いこと作りかけで放置してしまっていたので、今さらですが簡単に紹介していきます。


制作

ジェダーク社製のMSですが、ガンダムタイプということもありディランザやシュバルゼッテからの流用パーツはない完全新規キットとなっています。

GUNDフォーマット搭載機ではお馴染みの、シェルユニットのシールを「発光状態」と「非発光状態」から選択するようになっています。

「発光状態」の方が機体カラーのアクセントに「パープル」が入って派手なのですが、既に世にあるレビュー記事がほぼ発光状態だったので非発光をチョイスしました。

手を入れた個所としては黒色部分をスプレー塗装に変更しつつ、市販のデカールやジェダーク社のエンブレムなどを施しました。ラウダ専用ディランザのものなども貼っています。

トップコートは「つや消し」にして、機体デザイン公開時の武骨な感じが出るようにしてみました。

キットの色分けですが、頭部のパーツ分割が特に秀逸で組み立てるだけでツインアイや頭部のバルカンの色分けが完了します。

本体部分の色分けもほぼ完ぺきで、塗装箇所はないのですが…

反面、武装の色分けは物足りなくてモールドや銃口などの黒色部分が要塗装でシールも付属しません。

デザインも大振りというか大雑把なので、デカールや部分塗装などをしてあげないとちょっと野暮ったい印象です。

干渉する部位などはないので、一見ポーズの幅は広そうに見えるのですが

本体のパーツ数が少ないのに武器のパーツ数が多いので武器の構えポーズなどはバランスの調整が以外に難しいです。

脚部も三つ又ですが角度調整にクセがあるためな、スタンドを使わないとポーズ付けはけっこうコツがいるかも…


武装とギミックですが、ビームブレイドと6基のガンビットで構成される唯一の武装「ガーディアン」の分離・変形で複数の形態に変化します。


「ガーディアン・シース」

ベースのビームブレイドにビットステイブをすべて合体させた基本モード。

エアリアルの「エスカッシャン」を参考に作られた多目的攻防プラットフォームという設定で、エアリアルの「大楯」に対して「大剣」のデザインというのが面白いですね。

本編だと銃みたいに片手で撃ってましたが、持ち手がただの縦軸で手首の可動もないため本編っぽいポーズにするのはかなり無理があります。

本編で見せた片手で掲げるようなポーズは圧倒的に関節の強度が足りなくて無理でした。

両手持ちでギリギリです。


「ガーディアン・ドロウ」

ビットステイブをすべて展開し、遠隔操作兵器として運用するモード。

6基全部に接続用の3mm穴があるためスタンドを使って浮遊状態を再現できますが、この状態での展示には結構なスペースが必要になります。

本体のビームブレイドにはクリアーの刃が付属。

ただ、本編だとこのビームブレイドは水色だったりします。クリアパーツで塗装もしにくいので、原作準拠で作りたい人は大変かもしれません・・・

ダリルバルデのガンブレイドの刀身のように、やや刀っぽい感じで同系列のイズムを感じますね。


「ガーディアン・マリオネット」

ビットステイブを機体各所のハードポイントに接続するモード。

説明書にはなんと4形態のモードへの組み換えが記載されていますが、本編で使ったのはこのうち2形態だと思うのでそちら2種類を紹介します。

前述のビームブレイドの刃にしてもですが、番組後期のキットになっても本編とのすり合わせは微妙なままでしたね…

ビットステイブを片側に集中させた、OPなどにも登場した形態。

片側に張り出したアシンメトリーのシルエットが攻撃的な印象を与えます。

この形態は発光状態の方が見栄えが良さそうですね。

別パターンの展開形態。

ビットステイブをX字に腰に装備した、高機動形態のようなフォルムでVSグエル時の最後に使用されました。

頭頂部のリングのデザインもあってか、ちょっと堕天使モチーフっぽい感じがするんですよね。


以下、本編から

「シュバルゼッテ…!?」

「誰がその機体に!」

「だったら殺して止めなよ・・・父さんみたいに!」

「僕がジェダークの誇りを守る…!」


せっかくフェルシーのディランザも作っていたので、グエルのディランザも作っておけばもっとちゃんと24話ごっこが出来たのでちょっと後悔…(詰んではいます)


HGガンダムシュバルゼッテの紹介レビューでした。

本編での熱があるうちに完成しきれず、長いこと放置してしまいましたが、あまり他のレビューサイトにない「非発光状態」のレビューとして見てもらえれば幸いです。

キットの方は色分けやカッコよさは抜群なのですが、武器の大剣モードでのポーズ付けがしにくいのだけ気になりました。

カジュアルに組む分には簡単ですが、全塗装などこだわって作る場合にはけっこう大変そう…という水星のガンダムらしいキットになってますね。

ようやく放置してたシュバルゼッテを消化したので、先日プレバン限定のゲシュペンストMk2を完成させました。

これもあんまりレビュー記事がなさそうなのでさっと紹介しちゃおうと思います。

あと、SEEDの映画を見に行ったので来週発売のSEEDの新作キットも来週購入予定です。

ライジングフリーダムなどはけっこうな数が準備されていたのですが、ガンダム以外のキットはどうなってるかわからないのでやや不安ですね…


それではまた

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