HG ガンダムEX


「ガンダムは 私が止める」


Netflix独占配信の作品『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』より、HG 1/144 ガンダムEXの紹介レビューです。

本作品はジオン軍のMS部隊「レッド・ウルフ隊」の視点から描かれる作品であるため、本機は作品を通して登場する宿敵のような位置付けとなっています。

頭部にツインアイ&V字のアンテナを備える「ガンダム」ではあるものの、骸骨・死神を彷彿させる顔に手の長い人間離れした体型で、まさしく「白い悪魔」を意識させるデザインラインが特徴的です。


設定的にはRX-78(G)Eという型式番号で、地上用の偵察・攪乱を行うプロトタイプモビルスーツと言うことですが、開発資料が失われたため詳細が明らかになっていない───という派生作品に良くある詳細設定がぼかされた機体解説になっています。

デザイナーがガンダムEz8と同じ「山根公利」氏ということもあり、機体各所にEz8を連想させる意匠も見受けられます。

※余談ですが、初版はパッケージの右上に「ネットフリックス」のロゴがありますが、再販版にはこのロゴがないみたいです。


▼前後から

フレームと武装の一部分をメタリックに塗装していますが、他は成型色のままです。

成型色の落ち着いたホワイト・グレー・レッドは機体の兵器的な雰囲気を再現していていい感じだと思いました。

他、専用のマーキングシールが付属するのでそこに一部市販のデカールを追加して仕上げました。

付属のホイルシールはカメラアイ×3、頭部と腰のセンサー、股間の極小のV字、武装の黄色部分を補うものが付属。

本編を見ていないと分かりにくいのですが、ガンダムEXはツインアイに"分割線"がありその点灯パターンで「目つき」が変わるようなキャラクター性の演出がありましたが、その再現用に3種類付属している凝ったものになっています。


▼要塗装箇所

赤枠で囲った部分が目立つ要塗装箇所です。

基本的な色分け自体はかなり良くて、付属のシールを貼るだけでほぼ再現できるようになっています。

シールでカバー出来ない目立つ部分としては、肩のベルト部分のグレー、脚部裏の露出したフレームくらいです。


ただ、これはあくまで"キットの完成写真"に対しての塗装箇所なので、本編の3DCGに準拠しようとする場合には、より細かい塗り分けが必要になるはずです。

(バルカンのパイプフレームや各部のグレー等)

1/144としては非常に細かいモールドが目を惹きます。

胸のインテークが縦方向になってるのもちょっと新鮮かも。

RX-78ガンダムのキットの中でも、特にモールドが細かいオリジン版と比較。

体型的な違いもより目立ちますが、モールドもオリジン版より細かいことが分かります。

大きく可動を阻害するアーマーなどもないため、動きの自由度自体は高め。

また、手首がボールジョイントではなく可動軸になってるのもちょっと珍しい構造ですね。


付属品やギミックを紹介します。

  • ビーム・ライフル
  • シールド
  • ビーム・サーベル(グリップ)×3
  • ビームサーベル刃*2
  • 3mm軸のジョイントパーツ


サーベル、ライフル、シールドというガンダムらしいシンプルな武装。

サーベルのグリップはランナーの関係で1つが余剰となります。平手等は付属しません。

フル装備の状態・

個人的に残念だったのが、本編で使用した08小隊に登場した「ロケットランチャー」に似たデザインの「バズーカ」が付属していないのが残念でした。

この武装は超合金版には付属しているようです。

シールドはマウント用のパーツを取り付けるスペースがないせいか、最近では珍しく受け軸ではなく持ち手を介して持たせる形式です。

ただ、このパーツと手首のクリアランスが若干怪しくて、手の甲がキッチリ閉まらずに盾がポロりすることがあります。

ここは持ち手のサイズを調整したほうがいいかも知れません。


「ビームライフル」

ほぼ通常のガンダムが装備しているものと同じデザイン。

スコープは非可動です。



「ビームサーベル」

通常のガンダムとは異なり、3本装備しています。

使用時にはサーベルラックが起き上がって展開するギミックがありますが、これが中々に見栄えが良くてかっこいい!

サーベルを抜刀した状態。

本編のビームサーベルはビームトーチのような感じで、刃の基部の部分が青色の炎として描写させていましたが、キットに付属するものは通常のクリアーピンクだったので1つをそれっぽく塗ってみました。

地味に手首が可動軸なので、サーベル両手持ちのポーズの幅が広かったりします。



「ショルダー・ガトリング」

ガンダムEXの特徴的な武装。

頭部バルカンと同様にMS戦での牽制射撃や通常兵器を撃破するための武装ですが、外装ユニット化することで装弾数と火力を高めたという設定。


本編では印象的なシーンが多かったため、キットで見るとイメージよりも意外と小さく感じました。

ガンダムEXの固有武装と言うこともあり中々に気合の入った作りで、モールドが細かく見栄えがいいだけでなく、砲身が別パーツ&給弾ベルトが軟質素材になっています。

他にも給弾装置のドラムが回転したりと、可動させても楽しい武装です。

砲身は90度引き起こすだけでなく、少しだけなら横方向にも動かせます。

給弾ベルトが軟質素材なのである程度の自由が効きます。

本編では接近戦で鍔迫り合い中に一方的に攻撃したり、飛んでるドップを叩き落したりとやりたい放題の武装だった印象。


以下適当に

ガンダムの巨大な連邦マークがあるシールドってちょっとリアリティーに欠けるんですが、EXのシールドは上手いこと落とし込んであっていいアレンジだと思います。

パッケージ写真っぽく。

本編でたくさん登場していた61式戦車と。

復讐のレクイエムは地味にマゼラアタックやドップ等の通常兵器の活躍がたくさん見れて個人的にはとても良い作品でした。


HG 1/144 ガンダムEX (復讐のレクイエム) の紹介レビューでした。

ネットフリックスでの作品公開と同時にキットが発売されたものの、長らく同時に発売されたザクII F型 ソラリ機同様に入手が困難な状態でしたが、2026年からちょこちょこ再販されているようです。

また、今見ると2027年の新作ガンプラ「ガンダムヘリックス」を出すための試作品的なニュアンスも感じますね。


キットの方は通常のHGUCとは少し違ったテイストが楽しめつつも、色分けが良くまた組みやすいとても良い出来なのでデザインが気に入った方にはおすすめです。

8月は仕事が忙しくて、記事更新を出来ていませんでした・・・


作業としてはオリジナルのミキシングのジェガンを作ったり、ずっと欲しかったHGのターンエーガンダムをプレゼントしてもらったのでそれを組んだりしていました。

ジェガンの方はレビュー記事ではありませんが、とても気に入ってるので写真をまとめて紹介できればと思います。


それではまた

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