▼キット情報
・1/550 ジオン軍モビルアーマー グラブロ
・発売日:1981年10月
「グラブロのパワーの前には、赤ん坊同然よ!」
旧キット1/550 グラブロのレビューです。
水泳部の一員として何となく欲しいな~くらいに思っていたのですが、
秋葉原の中古屋で800円くらいで見かけて大興奮で購入。
通販だと2000円前後なので中々良い掘り出し物だったと思います。
グラブロは「機動戦士ガンダム」の28話に登場するジオン軍のモビルアーマーで
マッドアングラー隊の「フラナガン・ブーン」が搭乗し、
水中戦で一時はガンダムを苦しめるも呆気なく撃墜されました。
アッザムやブラウブロと同じく一話限りの面白メカ枠ですね…
キット自体はかなり大味なアイテムなのでレビューするか迷ったのですが、
マゼラアタックまでレビューしたんだからせっかくなので紹介したいと思います。
記事の量はいつもよりかなり少なめです。
■パッケージ
アニメ未登場のアッグシリーズと異なり、パイロットが描いてあるタイプ。
エルメス ララァ・スン専用モビルアーマーやアッザムなど1/550シリーズは同スケールのMSが付いてくることが多いですが、グラブロには何も付属していません。
購入した中古品はけっこう箱から年季を感じたのですが、まさかの接着剤が付属していました。
再販の旧キットしか買ったことなかったので、この付属品は初体験です。
(とはいえ空けるのも怖いのでそのまま処分しました…)
■制作
本体色がほぼ濃いブラウン・ウッドブラウン・ガンメタルの三色しかないので、
それぞれのパーツをスプレー塗装して組み上げました。
パーツ分割は思ったよりしっかりしており、
クローのフィンのような部分と本体のミサイル発射口は別パーツになっているので
マスキング等の手間が無く塗装しやすいです。
他、モノアイのモールドがかなり怠かったので元のモールドを削り落としてHアイズに変更したり、クローの合わせ目が目立つのでそれを処理したりしています。
合わせ目も少なく塗りやすいので、けっこう組みやすい良キットな印象を受けました。
とは言え、モビルアーマーのキットは案外こんな感じなのかもしれません。
▼仮組の状態
組み立ては基本的に大きいパーツを貼り合わせるだけですが、
クローの取り付け はパーツ側に何のガイドもないので結構大変でした。
普通のプラ用接着剤だと苦しいので瞬間接着剤を使用しました。
▼デカール・トップコート前
スプレー塗装の後、モノアイレールと口ばし(?)のグレーをシタデルカラーで塗装。
いつものようにデカールとトップコートを施して完成です。
海中でしか活動しないメカなので、水濡れのイメージで「光沢」のトップコートを強めに吹いてみました。
・付属品
専用のディスプレイ台座が付属します。
説明所のカラーガイドでは「好きな色で塗ったらええで」と書いてあるので
水中のイメージでブルーメタリックで塗装しました。
本体下部の軸穴にディスプレイ側の棒を差し込みます。
この穴を塞ぐパーツなどは付いてこないのですが、まあ下から見たりひっくり返して飾ることもないでしょう…
・以下適当に何枚か
大型クローは前後に可動します
クローの後ろにチラッと覗く回転フィンがメカニカルでかっこいい。
背面はブースターや回転フィンなどの細かいパーツが集中するので情報量が多く見栄えがいいと思います。
真正面は…う~~~~~ん。愛嬌のある顔立ちです
ペンギンとかその辺りがモチーフなんですかね
1/144スケールのMSと大きさ比較。
MSの後ろに置いておくぶんにはコレクションアイテムとしての雰囲気はまあ出るんじゃないでしょうか。
▼余談
これもズゴックEと同じく、いつか手に入ればいいなと思っていたキットなのですが
良さげな値段のやつを見つけられて良かったです。
時勢的にあんまり出歩きにくくはありますけど、
プラモ探しの基本はやっぱ色々店を回ることだとちょっと思い出しました。
特に、旧キット通販だと異常な値段が付いてたりするので、amazonとかで漁るのは危ないなと思います。
(量販店やガンダムベースに行けば600円のキットが平気で2000円とかになってるので)
今回初めて旧キットのMAを作りましたが、グラブロに関してはかなり好印象でした。
ブラウ・ブロやビグロ辺りも興味が沸いたので探してみようと思います。
次回はジュアッグのレビューに出てきた旧キットのゾゴックの紹介になると思います。
それではまた
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