【HGUC】ジム改(後期型ジムカラー)


▼キット情報

・HGUC 1/144 ジム改

・発売日:2010年08月

「ノーサイドってか?レフェリーは…ここにはいねえよッ!」



HGUC 1/144 「ジム改」をMS IGLOOに登場する「後期型ジム」のカラーリングで作成しました。

ベースキットの紹介も兼ねて、簡単ですがレビューしていきます。


キットの「ジム改」は「機動戦士ガンダム0083スターダストメモリー」に登場するMSですが、

一年戦争(0079)を舞台にしたIGLOOに登場する「ジム後期型」と同一のデザインとなっています。


この辺は本当にややこしい事情があって、ちょっとブログ記事で書くには多すぎるテキスト量になってしまうので、興味のある方は調べてみてもらえればと思います。

※ニコニコ大百科の"ジム改"のページが簡潔に良くまとまっていて読みやすいです


厳密にはジム改と後期型ジムでは武装やシールドの形状などが微妙に異なっていたりするのですが、

今回の記事ではあくまで「イグルーカラー」ということで見て頂ければと思います。


  • 制作

初代のジムを情報量を増やしスタイリッシュにしたようなデザインではありますが

カラーパターンなどはシンプルなジムからほぼ変化がないため、パーツ分けのみで大部分の色分けを再現できます。

色が足りないのは 股間のV字、肩横のスラスター内部、バーニア内部 くらいでした。

カラーパターンを後期型ジムに合わせつつ、ABSの関節部分以外をスプレー塗装しました。


赤部分はシルバーの下地にタミヤのメタリックレッド、薄緑の部分はクレオスのライトブルーです。

股間のV字とバーニア内部はシタデルカラーで筆塗りしました。シタデルは本当に便利です


いつものように市販の水転写デカールを貼り、トップコートの「半光沢」を吹いています。

フェイス部分の造形がめちゃくちゃ良くてかなりハンサムな顔立ち。

ジムパワードの関節を流用してるせいか、関節を持て余す(?)というか手足はちょっと長い印象を受けます。

特殊な付属品として、握り拳・平手の付属したハンドパーツのランナーが一点封入されています。

ジム改は手の甲のカバーが本体色なので、ジム改用として使う場合には塗装が必要です。


このハンドパーツ、モデラーからかなり評価が高いみたいで、「この手首だけ売って欲しい」と言われているのをtwitterや画像掲示板などで良く見かけます。

実際、1/144スケールにおいて、武器を持つことを考慮していない純粋な"握り拳"のパーツはとても貴重だったりします。

今回の記事では"左手の握り拳"のみ、このハンドパーツから使用しています。


他、撮影し忘れたんですが、連邦軍のエンブレムやトリントン基地のマーク、ペイント弾の被弾痕などがユニークなものが含まれた専用のマーキングシールも付属しています。

フライングベースにも対応していますが、軸は3mm軸ではなくZ系のHGに多い縦長軸。(ガザCなどに付属しているタイプ)

露出部分を塞ぐパーツも付属しています。



▼デカール前の状態

いつものやつ。

連邦系メカの黄色部分は大体「ゴールド→クリアーオレンジ」で色を作ってるのですが、今回は周囲の色が赤なので黄色が目立たなくなってしまいました…

最近はこの色が一番綺麗!みたいに脳死で色を選んでしまっていたので反省ポイントです。


武装や付属品を紹介します。


※何点か、肩のビームサーベルを外したままになっている写真があります。撮影後に気づきました…;;



「90mmマシンガン」

連邦軍の標準的な火器兵装。ジムコマンドなどが装備しているタイプ。

ゲームメディアでは"ブルバップマシンガン"と呼称されています。

2パーツの貼り合わせですが、照準センサーや銃口の造形が細かくてかっこいいです。

付属品の左平手がマシンガンの銃身にピッタリと合うようになっていて、両手持ちがビシッと決まります。

センサー部分は色がないので塗装が必要です。

イグルーの1シーンのイメージでオレンジ色で塗装しています。



「360mmハイパーバズーカ」

パワードジムの武器としてのイメージが強い、スタイリッシュなデザインのバズーカ。

こちらも2パーツの貼り合わせです。

持ち手部分が可動するので肩に担ぎやすくなっています。

とは言え、肩掛けしないと保持が苦しいので、ポージングはけっこう難しいです。

手首の保持力も高くないので、動かしてると手首がばらけることも…



「ビームサーベル」

ジムタイプなので、バックパックの左側に一つだけ装備されています。

キットにはビーム刃のパーツが付属してないため、他のキットから借りてくる必要があります。

この時期のHGとしてはけっこう謎仕様なのですが、ハンドパーツのランナーが封入されてるせいで没収されたんですかね…?


以下、適当に何枚か

イグルーのイメージがあるので、フライングベースを使ったポーズが似合います。

艦隊護衛っぽく。

このマゼランも紹介してないので近いうちに記事にしたいところですが・・・


開発時期が数か月しか変わらない通常のジム(ROBOT魂版)と並んで。

これで同級生は色々と無理がありますね…


▼余談


HGUCジム改 (後期型ジムカラー)の紹介でした。


冬の再販で入手したキットであんまり組む予定なかったんですが、ガンダムチャンネルでイグルーの放送を見た勢いで一気に作ってしまいました。

パーツの総数も少ないため、全塗装のようなカラーバリエーションを作るときはやっぱりHGがちょうどいいですね。

掛けた時間に対してけっこう見栄えが良いと思うので、組んだ中でもかなりお気に入りのキットになりました。

ハンドパーツ目的でもかなり人気のあるキットみたいなので、見かけた方は是非入手してみてもらえればと思います。



最近のガンプラ事情ですが、GW中に大量のRG Hi-νガンダムが全国各地の店頭に出回ったようで、twitterのモデラー仲間の人たちが結構入手出来ていて感動しました。

個人的には、何で急にこんなに供給されたんだ…みたいなややきな臭いと感じる部分もありましたが、とは言え大量の難民の人たちが救われたことはとても良いことだと思います。

かく言う自分も、フォロワーの人が抽選したガンダムベースに同伴させてもらった際に入手しました。

RGなので、塗装とかせず気軽にパチパチやって楽しみたい気持ちと

青色のMSなので、やはり青色部分は好きな青にしたい気持ちの間でずっと揺れています。

しばらくは箱の中身を見ては閉じる日々が続きそうです。



次回は、Hi-νと一緒に買ってきたサザビー(メタリックコーティングver)の紹介になると思います。

EGのνもやってますが、しばらくはデカールまみれの日々を送ることになりそうです。

それではまた

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