HG ディランザ(ラウダ専用機)

▼キット情報

・HG 1/144 ディランザ(一般機/ラウダ専用機)

・発売日:2022年11月


「勝ちさえすれば、父さんだって文句はない筈だ!!」


絶賛放送中のガンダムTVシリーズ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のキット

「HG 1/144 ディランザ(一般機/ラウダ専用機)」の紹介レビューです。

※本キットは「一般機」と写真の「ラウダ専用機」のコンパチキットですが本記事ではラウダ専用機として作成しています。


ディランザ(ラウダ専用機)は第六話に登場したジェターク寮のモビルスーツで、

ディランザ(グエル専用機)、ダリルバルデ…と立て続けに搭乗機を失った"グエル・ジェターク"が、彼の義弟"ラウダ・ニール"の機体を勝手に決闘に使用する…と言う形で登場しました。

バンダイのHPや雑誌などでは長らく「キャラクターA専用機」とだけ紹介されていて、

やたら勿体ぶるからライバルキャラが乗るのかな…と思っていたのですが、シナリオのネタバレに対する配慮だったみたいです。

部分塗装のみでサッと仕上げたので、簡単ですが紹介していきます。


  • 制作

エアリアルと同じく、シール少な目でかなり組みやすかったですが、所々ダイナミックな合わせ目があったりスラスターの内部などが全部要塗装だったりなどは値段相応な感じでした。

いつものようにデカール&半光沢で仕上げています。頭部とライフルの発光部分のみ付属のホイルシールを使用しました。

また、本編や商品サンプルなどではダークグリーン部分がかなり「黒」に近いのですが、

キットの成型色では「濃紺」と言った印象だったので

  • 本体の緑:ダークグリーン
  • 手首や武装:ガンメタル系

に塗装し、本体と武装のメリハリが付くようにしてみました。

脚部のスラスターや胸部の一部もシルバーにしてより兵器感強めな印象になるように。

他、スラスターのモールドが要塗装なのでシタデルカラーで塗ってます。

下半身はかなりもったりしてるので、ここを塗ってあげるとかなり印象変わってかっこいいと思います。

個人的にお気に入りなのが後ろからのボリューム感で、奥まったスラスターや腰アーマーの形状がめちゃくちゃかっこいいと思います。

他の水星の魔女のキットと。

角と大きなボディのせいで巨大な印象を受けますが、全高はそんなに高くないです。


▼デカール前の状態

水星の魔女のデカールは来年の3月発売なので、しばらくは汎用でそれっぽいものを貼って凌ぐしかないです。


武装を紹介します。


「ラウンドシールド」

両肩のハードポイントに設けられた防御兵装。

甲虫の羽のようになっていたグエル機の両肩とかなり印象が異なる部分かと思います。

一般機だとここは片側のみのシンプルな小型シールドになります。

可動軸があるので前後に結構動かせます。

可動部のテンションもしっかりしていて、大きいけどポロリしたりはありません。


「ビームライフル」

ジェターク社製MSの共通携行火器らしいです。

デザインはグエル機と一般機で全く同じ。

大柄な本体に対して小柄な銃なので、なんとなく可愛いイメージが…


「大型ヒートアックス」

ラウダ専用機で一番の特徴的な武装です。

本編だと両刃の部分が黄色発光してましたが、キットでは成型色のグレー一色でした。

この武装だけ「鉄系の色合い→つや消し→軽いウェザリング」で、無骨な武装の重厚感が出るようにしてみましたがどうでしょうか。

「ラウダが愛用する武装」と解説書にあるのですが、本編の感じだとこんな装備を振り回す剛毅な印象は全然ないんですよね…戦いになると性格が変わったりするんだろうか。

腰を落としたり胴体を前に沈めたり出来るので、ちゃんと両手持ちでそれっぽいポーズが出来るのはすごいと思いました。



以下、適当に何枚か

「KP001、グエル・ジェターク。ディランザ 出る!」


「これまずいっしょ~」「CEOにバレたら…」


「こいつも…ドローンか!」


「低重力ならディランザだって!!」


「触れさえしなければ、こんなもの!」

「すり抜けてみせる!!」



現時点で主人公のスレッタより戦闘時間の多いグエル。

ガンビットにわからん殺しされたり、AIで勝手に戦われて負けたり…と5話までいいとこ無しでしたが、6話の"ガンダムファラクト"を相手に機体性能差を埋める機転で奮戦する姿には心打たれるものがありました。

本編がだんだんダークになってきてるので、彼のようなキャラクターは是非生き残って欲しいところですが…


 HG 1/144 ディランザ(一般機/ラウダ専用機)の紹介レビューでした。

このキットは予約してなかったので、久しぶりに当日朝から量販店に並びました。


新番組の新商品なので入荷数自体は多く、再販品ほどアンテナを張ってなくても入手できるのはありがたいですが、とはいえ当日逃すと手に入らなくて転売価格になるので相変わらずつらい趣味です。セブンイレブンの限定ガンプラも酷いことになってますしね…

後はめちゃくちゃ楽しみにしてたガンダムファラクトの発売日が二週間延期になったりと中々悲しいことが続いています。

健全にガンプラを楽しめる日が早く来るといいですね。

前回予告してたフィギュライズ「スレッタ・マーキュリー」も組んではあるので撮影待ちです。

6話のディランザがあまりにも良すぎたのでちょっとすっ飛ばしてレビューしました…



それではまた



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