【HGUC】リック・ディアス(クワトロ機) リニューアルver

「後ろにも目を付けるんだ!


HGUC、1/144 「リック・ディアス(クワトロ・バジーナ機)」の紹介レビューです。

「リックディアス」は『機動戦士Zガンダム』の第一話から登場するMSで、この赤色のカラーリングはシャア・アズナブルことクワトロ・バジーナの搭乗機です。

物語中盤からはこの赤色がデフォルトのカラーリングとなり、クワトロが百式に搭乗してからの本機にはアムロ・レイやカツ、アポリーなど様々なパイロットが搭乗しました。

主人公サイドのメカらしくないデザインですが、特徴的な重量級のボディに少し可愛らしいモノアイなどが特徴的で、自分はとても好きなモビルスーツです。


キットの方はと言うと、リックディアス自体はHG初期の2000年頃に発売されましたが、

こちらは2020年に成型色や一部パーツの改修を行ったプレバン限定のリニューアル版で、より設定画に近づいた造形や足回りの可動部分の改修がウリになっていました。

今年の8月に再販がかかったので、その際に入手したものをサッと組んでみましたので紹介します。


・制作

元々複雑なデザインではないため、色分けはほぼ完璧でシールはありません。

モノアイはクリアパーツです。

細かい塗分けなどもないので、ランナーごと以下の色で部分塗装しました。

  • 赤色部分:ブラック下地→メタリックレッド
  • ダークブラウン部分:ブラック
  • 武装類→ガンメタル

唯一、腕部の排気口のような部分に色が足りないのでシタデルカラーで塗装しました。

赤の比率が多いので、こことスミ入れだけでもかなりかっこよくなると思います。

(青枠部分)


少しだけエゥーゴ系のデカールを中心に貼りつつ、仕上げはいつものように本体に半光沢、武装につや消しのトップコートを吹いて完成です。





▼デカール前の状態

質感に統一感がないけど、スッキリしてて何かこれも悪くないですね…

たまにはデカールなしも作ろうかななんて思いました。


ギミックや付属品など


「バルカンファランクス」

頭部に仕込まれたバルカン砲。

本編のギミックを差し替え無しで再現してるんですが、サイズ的に砲身の造形などはかなり雰囲気レベルです。

このギミックのせいで頭部のカバーがグラグラしてるので、ここはリニューアルしたときにいい感じに差し替えにして欲しかったかも…



「クレイバズーカ」

エゥーゴのMSの汎用武装。

百式やディジェが持ってたのと同じデザインです。

ボリューム感があってかっこいいんですが、脇とかで抱えようとすると背面のバインダーが邪魔で持てないのでけっこういい感じに持たせるのが難しい…



「ビームピストル」

恐らくガンダム界でリックディアスしか装備していない専用武装です。

銃身の長い、ルガーやワルサーなどの拳銃を思わせる独特のデザイン。

バックパックに二丁牽引しています。

某ゲームだと何故かこのまま真上に発射出来ました。

基本的に牽引しておくのを想定してるようで持ち手が全然合ってなくて

ビームピストルを持たせた状態で長時間飾るのは厳しそうでした。



「ビームサーベル」

標準的な格闘兵装。

腰裏に一本だけマウントしていますが、ビーム刃が何故か二本付いてくるので一つ余ります…

各部位が大きくて干渉しまくるのと、腕周りの関節は2000年版から変わってないので上半身はほとんど動かないのですが

造形が抜群に良いので、その辺の不満が吹き飛ぶくらいのかっこよさがあります。


以下、適当に何枚か


▼余談

HG 1/144 リック・ディアス(クワトロ・バジーナ機)の紹介レビューでした。

再販してるから買っとくかくらいの温度感だったんですが、手を付けてみたらパーツ数少なくて作りやすいのにめちゃくちゃかっこよくて、正直かなりびっくりしました。

古いHGでも見た目が良いやつは多いので、このキットみたいでパーツ追加でどんどんリメイクして欲しいなと思いました。

特に、Z系は再販されても中々入手出来ないので・・・


次回記事は未定ですが、ガンダムファラクトが延期になってしまったので合間に何か作るかも知れません。

ダリルバルデはちょっと迷い中です。


それではまた

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