HG ガンダムルブリスウル

キット情報

・HG 1/144 ガンダムルブリスウル

・発売日: 2023年03月04日


「また会いに来るね、スレッタお姉ちゃん」


TVシリーズ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』より「HG 1/144 ガンダムルブリスウル」の紹介レビューです。


ルブリスウルは水星の魔女11話「地球の魔女」より登場したガンダムタイプのモビルスーツで、水星の魔女1シーズンのラスボス的なポジションにあたります。

デザインはかなり早い段階で先行公開され、自分は"株式会社ガンダムの新作MS"みたいなポジションで地球寮の子たちが乗るのかと思っていたのですが、

実際は作中のテロ組織「フォルドの夜明け」に所属するパイロット「ソフィー・プロネ」が搭乗し、カテドラルの量産モビルスーツ軍を相手にガンダムの圧倒的な強さを見せつけました。

キットの方は相棒のガンダムルブリスソーンに二週間先駆けて発売。

しかし、機体の色合いが"パッケージイラスト・発表当時のサンプル・発売直前のサンプル"、全てでかなり異なっており、twitterなどで話題になりました。


本編・設定画に一番近いのはキット発表当時のサンプルなのですが、

発売する際の成型色で上手いこと出来なくて直前で調整したのかな…などと思ってるのですが真相は分かりません。

本体色を本編のロービジなブルーにする人が多いと思ったので、今回は敢えて"パッケージイラスト風の青系のカラーリング"をチョイスしてみました。

本編とはイメージがかなり違うのですが、これはこれでヒロイックでガンダムらしくて良いのでは…と思ってます。


  • 制作

冒頭で記載したように、まず本体色のブルーを水色系のブルーメタリックで塗装。

関節部分や武装をガンメタル系にしつつ、バーニアや武装の一部にシルバーを使用しています。

いつものように色分けはバッチリなのでかなり塗装しやすかったです。

背中の武装とツインアイのみにシールを使用しています。

いつものように市販のデカールを適当に貼りつつ、青色の装甲部分は"光沢"、武装や関節部分は"つや消し"で仕上げました。

パーツの色合いごとに質感を変えるのはずっとやってみたくて、実際メリハリが出て効果もあったと思うのですが、とは言え後からバラす手間が大きすぎるのでもうこれっきりかも知れません…

アンテナと胸部のシェルユニットはシールが付属するのですが、せっかくモールドがあるので塗装にしてみました。

クリアのパーツ被せるとあんまり効果なくてちょっと悲しかったです。

今回のルブリスウルでは特に"頭部のパーツ分け"が凄まじく、ツインアイ・口の赤色・顎のフェイスガードなど組み立てるだけでばっちり色分けされます。

塗装する場合もとても簡単でありがたいです。



▼デカール前の状態


武装とギミックを紹介します。


「ビームガトリングガン」

ビームペレット弾を高速連射するルブリスウル専用の射撃兵装。

銃に接続されているユニットは弾薬ではなくバッテリーとのこと。

側面にはガンシールドを接続し、射撃時の防御力も高める攻防一体の武装。

キットではシールドをガトリングから取り外して腕部に接続することも可能です。

ガトリングは設定画だと黒一色なのですが、ガトリング兵装のお約束というところで砲身部分をメタルシルバーで塗分けてみました。

また砲身部分はモナカ割ですが、砲身と砲身の間にちゃんと隙間がある感じで造型されてるのが本物っぽくてとてもかっこいいです。

関節が強くて武器の保持が難しいことはなかった水星のシリーズのキットですが、

流石に大型のガトリング&シールドはパーツ数が多いため片手での保持が難しかったです。

グリップ部分を左手に握らせるなり、平手で支えるなりしないと保持させることは出来ない感じでした。

無加工だとパッケージイラストみたいな片手持ちのポーズを取らせるのは難しいと思います。

両手持ちのポーズは肩・腰の引き出し機構のおかげでバッチリ決まります。



「フェーズドアレイキャノン」

ルブリスウル、ルブリスソーン両機の背面に装着されている大型の装備。

GUNDフォーマットと連動して作動する…と言う設定があるため、発光状態か非発光状態がシールの選択式で再現出来ます。

記事の物では発光状態のシールを貼っています。

本編だとユニットを展開してベギルペンデのアンチドートを無効化する装備として描写されましたが、キットの機体解説書だと大出力のビームを発射できると解説されています。

意味深な解説もありましたが、結局現時点ではどういう武装なのか良く分かんないですね…

フェーズドアレイキャノンを展開した状態。ユニット内部の発光部分が露出します。

接続部分が二軸構成になってるのでフレキシブルに動いて好きなように角度を付けられます。


「ビームサーベル」

アド・ステラにおけるMSの標準的な近接戦闘用の装備。

ルブリスウルではシールド裏に二本マウントされています。

ビーム刃は"実戦仕様"の青いものが2つ付属。

本編ではビームガトリングガンを手放さなかったのでほぼ出番がありませんでしたが、

先日公開された新PVにもバッチリ登場していたのでシーズン2での活躍に期待ですね。


以下、適当に何枚か

パッケージイラスト風。

腕部の保持力的にこのポーズのままにずっとしておくのはやや厳しめ。

立て膝の射撃ポーズもいけます。



武装を取り外した状態。

シルエットや脚のボリューム感からは「セラヴィーガンダム」を連想させます。

twitterではトリコロールなカラーリングで仕上げた作例も多く見かけました。


~本編から~


スレッタと邂逅

「ねぇ水星の魔女さん。エアリアルはどこ?」

「聞こえてないのか じゃあ…」

「ほらほら!早く エアリアルに乗らないと───」

「死んじゃうよ!!」


ドミニコスと交戦

「来た来た来た来た!全部ぶっ壊しちゃうよ!」

「"各個撃破" って 知ってる~!?」

「パーメットスコア… 4(フォー)」

「アンチドートが効かない…!!」
「そいつが通じるのは───スコア3までだよ」



VS改修型

「何か怖い顔。前の方が…好きだったな!!!」

「ハート撃ち抜かれちゃった…」


本格的に12話のシーン再現で遊べるのは来週のエアリアル改修型が出てからですね…


HG 1/144 ガンダムルブリスウルの紹介レビューでした。

ルブリスウルはデザインや本編での活躍がとてもカッコよかったのですが、キットもそれに負けない出来でとても良かったです。

唯一の不満点は今のKPS素材でこういうデカい武器を保持するのって難しいので、腕の関節はもう少し別の構造にして欲しかったなと。


来週はエアリアル改修型とルブリスソーンが出るので朝から買いに行こうと思います。

この日はガンプラ以外にも色々新商品が被るので、正直無事に購入できるか若干不安な部分もあり…

次回の記事ですが、エアリアル改修型も気になりますが、ルブリスウルと早くセットで飾りたいのでルブリスソーンから手を付けると思います。

いつもの部分塗装簡単フィニッシュでなるべく早めに記事更新出来ればと思います。


それではまた

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