【HG】ベギルペンデ

キット情報

・HG 1/144 ベギルペンデ

・発売日: 2023年01月14日


「壊れかけの癖に!!」


TVシリーズ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』より「HG 1/144 ベギルペンデ」の紹介レビューです。


水星の魔女9話『あと一歩、キミに踏み出せたなら』にて初登場。

グラスレー寮のMSとして「ミカエリス」共に地球寮のガンダムエアリアルと決闘を繰り広げました。

シャディク率いる女性陣の機体として登場した後も、ドミニコス所属機体としてルブリスウルと交戦したり、シーズン2でまさかのケナンジ・アベリーが搭乗したりなど全編通して活躍の機会が多いMSでした。

デザインとキット公開時は発売日が後ろの方&やや毒々しいカラーリングからラスボスポジションの機体かと思ったらまさかの超絶汎用機だったというオチ…

発売からけっこう経ってしまいましたが、とてもかっこいいキットなので紹介していきます。


制作

ミカエリスと同じく、ベギルベウのパーツが多数流用されていて専用の武装が新規ランナーという構成です。

いつものように色分けはバッチリですが、バックパックのアンチドートの発光部分はシールでの再現となっています。せっかくのクリアパーツ部分にシールを貼るのは少し勿体ないですね…

成型色の赤色部分が設定がよりだいぶ彩度が足りなかったのでタミヤの「メタリックレッド」で塗装しました。

ちょっと毒々しい感じで悪っぽい感じが出てよかったと思います。

武装のビームライフルもメタリック系のカラーで塗装しました。

真正面から。

逆三角形の頭部がかなりユニークで、過去のシリーズにはないデザインでかなり存在感があります。

鳥っぽい気もして妙な愛嬌も感じますね。

頭部の内蔵ユニットはシールが付属してるのですが、せっかくモールドがあるので筆塗りしてみました。クリアパーツが透明なのでけっこういい感じになったと思ってます。

また、今回は専用のデカールである「ガンダムデカールNo.135 水星の魔女汎用2」を使用しました。

シールド部分などパーツの形状に沿わせて貼れるのでかなりパチッと決まってかっこよくなります。

I~Vまでのマーキングが付属していたので、IIIを使用しました。(恐らくレネ・コスタ機用)

武装を外した状態。

肩の大きい逆三角形のフォルムですが、足首が三つ又になってるで意外と安定性があります。

デカールなしの状態。

非常に巨大なシールドですが、モールドにギミックなど適度に入っていて間延びした印象になっていないのはデザインの妙を感じますね。




武装とギミックを紹介します。


「ビームライフル&シールド」

大型の「ビームライフル」とアンチトードを搭載した「ノンキネティックシールド」が付属。

シールドはこの巨大なサイズを保持できるか怪しいなと思ってたのですが、持ち手の部分がユニット化されていてこのユニットとシールドを接続させる方式となっています。

ユニット自体もミカエリスのショートシールドと同様に、腕のソケットにガチッと接続出来るのでポロポロ落ちることもありません。かなり考えられた構造で驚きました。

銃を構えたりシールドを構えたりなど。



「ビームサーベル」

ビームサーベルはシールドの裏側に一基だけ装備されています。

模擬戦用の黄緑のビーム刃が2つ付属し、1つは余剰パーツとなります。

抜刀状態。

本編のこの状態ではビームライフルは腰に牽引してましたが、キットでは省略されてました。(この時期のキットでも本編とキットの設定の乖離を感じる部分が多いです)


「アンチトード展開」

シールドとバックパックを引き出してアンチトード展開状態を再現出来ます。

シールドは内部に貼った光沢のあるシール部分が露出するので、より派手な印象に。


他、ミカエリスと同様にリード線&クリアーの台座が付属するためノンキネティックシールドの射出状態を再現出来ます。

アンチドートでエアリアルを取り囲んで遊ぼう!


~本編から~

「リリッケ・カドカ・リパティ!」

「私の男に…恥かかせてんじゃねえ!!」
「えええ~~!」

「4つ~~!ざまぁ」


HGザウォートを使用

「対GUNDフォーマット用の対抗手段ってヤツ? まだ持ってたんだ」
「しつこいねぇ グラスレーは」


ミカエリスの記事でも書きましたが、水星の魔女の9話は本当にいい回ですね‥‥


HG 1/144 ベギルペンデの紹介レビューでした。

ラスボスかと思ってたらまさかのシャディクガールズの汎用機でビックリしたのですが、いざ蓋を開けてみれば前編通してディランザ・デミトレの次くらいに出番があった機体でした。

ケナンジーが搭乗したドミニコス仕様もtwitterなどでかなり反響があったので、シーズン2仕様や5機セットなどの展開も今後プレバン限定であるのではないでしょうか。

キットの方はデザイン的にかなり無茶してる部分を上手いこと立体化出来てて本当に良いキットだと思います。デザインや活躍が好きな人は絶対に満足出来ると思います。


水星の魔女本編は本日最終回が放映されましたが、

う~~~~~~~~~ん、MSは本当にかっこよかったけど、シナリオはもう少し何とかなったんじゃないかなと思いました。

メカの作画がどんどん厳しくなってきていて戦闘ない回を作らないと間が持たないというのは鉄血の時にわかったんですが、とは言え一番戦ってるのがOPで何か結局コードギアスみたいだったなって思ってしまいました。

とは言え、本編放映中にこんなにたくさんのキットが出て、それを半分近く作るくらいにハマったのは事実なので、半年以上楽しませくれたスタッフの人たちには感謝したいです。

そして、本編放送終了後に様々な新商品が告知されるもtwitterが死んでいて、最高のタイミングで宣伝出来なかったのはスタッフの人に同情します…


次回の更新は決めていないのですが今はかなり色々並行してやっていて

・REシャッコー

・30MM公式戦のオリジナル

・量産型ディランザ(フェルシー搭乗機)

の3つを作っています。

また、今週はHGシュバルゼッテが、来週には長らく謎の新商品BだったHGキャリバーンが発売されます。

両方買うつもりなので、次回の更新はどれを記事にするかちょっと謎なところです。


個人的にキャリバーンのデザインがかなり秀逸でかっこいいと思ってるので(虹色を上手く使っているところなどもヒーロー然として好きです)、キャリバーンはかなり早く作れるように頑張りたいと思っています。


それではまた

0コメント

  • 1000 / 1000