HG グスタフ・カール00型

HG 1/144 グスタフ・カール00型

発売日: 2026年2月7日


「足を落とされた!左舷の小島へ下がる───」


劇場版アニメ『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』より、HG「グスタフ・カール00型」の紹介レビューです。


グスタフカールは閃光のハサウェイに登場する、地球連邦軍の「キルケー部隊」で運用される量産タイプのモビルスーツです。

ジム・ジェガンの系譜を継ぐ~とあるものの、型式番号は"GM"を含まない"FD-03"であったり、ジムとは似つかない重厚なフォルムを備えた、UC100以降の新世代MSという感じのデザインです。

本来は「閃光のハサウェイ」の小説版にて初出の機体でしたが、「機動戦士ガンダムUC」のep7に突如登場したことで設定がかなりめちゃくちゃになってしまった感じがあります。


※オフィシャルの設定としてはユニコーンのEP7に搭乗した機体が先行配備型の「13型」、本機が正式量産型の「00型」となったようです。


2021年公開の一作目に登場してかなりの出番がありながら長らくキット化されていなかった本機ですが、全てのバリエーション機が発売されたライバルの「メッサ―」に遅れて遂に劇場版のスタイルでキット化されました。

長いこと待たされただけあり、劇場版の設定画に近しいスタイル&大型キットならでのカッチリとした作りになっている非常に良いキットです。

若干可動ギミック周りで破損が怖い箇所があるのでその辺も含めて紹介します。


パッケージイラストは、ダバオ市街戦にてガウマンのメッサ―F01型を行動不能にしたシーンから。

場面的には劇場版一作目のシーンなのですが、ロゴは二作目の「キルケーの魔女」になっていました。


制作

最新フォーマットのポリキャップレス構造、頭部のバイザーはクリアパーツが使用されています。

キット自体が大型なのも手伝っていると思いますが色分けはかなり秀逸で、組み立てるだけほぼ完璧な色分けになります。

ぱっと見成型色仕上げに見えますが、実は本体の「ライトブルー」以外は全て塗装しており、各部のセンサーのみ付属のホイルシールを使用しています。

設定画を忠実に再現する場合、ほとんど見えない箇所ですが腰のチューブの根元に色が足りません。

他、脚部側面のラインが組み立てるだけだと関節と同じ「グレー」になるのですが、ここは本体サブカラーの濃い目のブルーになるのが正しいです。

ただグレーでも違和感ないのであまり気にならないかもしれません。

頭部はバイザーの裏にシルバーのシールを貼る形式ですが、これが良く光を拾うのでとてもかっこいいです。

おでこのセンサーもパーツで色分けされ、特徴的な単装砲のバルカンも細かいモールドで再現。

本編でも印象的だったシールドの連邦マークは付属のマーキングシールで再現。

「軍警ザク」に付属した「警察」のシールと同じ非常に薄いシールになっていて、軍警ザクと異なりシールドが平面なのでトップコート等で馴染ませてあげればかなり違和感なく仕上がると思います。

二作目含めて本機は"人間視点"で描写されるシーンが多いMSなので、このアオリ気味に見るデザインに一番見覚えがあるのは面白いです。


旧版と比較

うちのマウンテンサイクルから、旧HGグスタフカール(ギレンの野望版)を発掘したのでせっかくなので並べてみました。

本格的にガンプラを再開する前に作ったもので出来が怪しいのでそこはご了承を…

キットの方は僅かに旧版からの流用がありますが、並べてみるとほぼ全身が一身されてることが良くわかります。

特に頭部周りのデザイン変更が顕著で、旧版はどのモビルスーツとも似つかないユニークなデザインですが、ハサウェイ版はなるべくジェガンからの系譜を感じられるようなデザインを意識していると感じました。


おまけ

ジムから続く連邦の量産モビルスーツとしては一番巨大な「グスタフカール」ですが、この50年後のVガンダムの世界で運用される「ジャベリン」と並べてみました。

どちらも1/144スケールなのですが、この大きさの差は圧巻ですね。


ギミック関連

HGとしては大型キットということもあり、機体の武装を再現するギミックが豊富になっています。

背中のフレキシブルシールドは背面に接続されたアームでそれぞれ回転させることができ、これによって本編で見せたシールドを前面に向けるシーンを再現できます。

ただ、このアームはシールド基部のボールジョイントが結構渋いため、ここを動かそうとしてアームの方に負担がかかって破損しそうになる場面がありましたので注意してください。

空中戦が多いため、本編でも印象的だった脚部の装甲が展開してスラスターが露出するギミックも再現されています。

これによって、ホバー・対空シーンっぽいポーズを取らせることが可能です。

ここも装甲の引き出しにちょっと癖があるので、取り扱い注意となっている気がしました。

旧版に引き続き、腕部の内蔵式グレネードランチャーは装甲が展開するギミックも再現。

中の二連弾頭もしっかり色分けされています。


付属品を紹介します。


  • ビームライフル
  • バズーカ
  • ビームサーベル刃*2
  • 交換用銃手・平手


大型でパッケージの大きなキットですが、付属品は非常にシンプルです。

左手に銃の握り手はありませんが、平手があるのは嬉しいですね。

上段が本キットの付属品、下段がジェガンD型等に付属するもの。

デザインとスケールは全く同じですが、背面への牽引のためのソケットが設けられており、地味に新規造形になっていました。


フル装備状態にして。

クスィーガンダムを追撃したキルケーユニットの機体は大体この装備だったと思います。



「ビームライフル」

ジェガン等の汎用機が装備している、連邦軍共通の武装。

大型のグスタフカールが装備していると、ライフルというよりは大き目のハンドガン風のサイズ感になるのが面白いです。

シールドを前面展開した状態で射撃。

旧版よりも自由に動かせるので、この辺のポーズ付けの幅が広がってます。


「ビームサーベル」

グスタフカールでは量腰に1本ずつ収納。キットでもそのまま再現されています。

ガウマンのメッサ―を機能停止させたシーンっぽく。


「バズーカ」

ジェガンタイプが装備してる、ハイパーバズーカと異なり弾倉が前にあるタイプ。

これもグスタフカールが装備していると小さめの武装に見えますね。

平手と組み合わせて。

ケッサリアを先に落とされてしまい、自由落下で反撃するも…

ミノフスキーフライトのインチキっぷりが良くわかるシーンです。


「グレネードランチャー」

Zタイプからの系譜を感じるグレネードランチャー。

前述のように腕部の装甲が展開して発射状態になります。

ダバオ市街地を攻撃したシーンで使用した武装なので、これも印象に残る武器です。


本編から

「立て直してきている…?」

「お前ら…正気かよ!?」


超オシャレな楽曲をBGMに、本機が人間を吹き飛ばしたり踏みつけたりする「キルケ―の魔女」のPVは結構シュールでした。



※以下、「キルケーの魔女」の軽いネタバレがあります。

各PVでチラ見せがあったときから話題だった、リゼルのライフルを装備した機体を再現してみました。

アムロ・レイと同じ白いパイロットスーツを着ていたり、ケネスがギギの護衛に付けていたということから所謂"名無しのエースパイロット"として印象的だったと思います。

二機のコンビネーションで、自由飛行が出来ないお互いの隙をカバーしてクスィーガンダムを追い詰める────!

しかし、モビルスーツに登場時にはやたら高いフィジカルを発揮するハサウェイの前では……

余談ですが、クスィーガンダムと交戦したグスタフカールの内一機は頭部アンテナが右側に付いている13型仕様とのことです。

なので上記画像のような機体構成?になるとか。


キットのランナーを確認したところ頭部のパーツにスイッチ構造があったので、いずれリゼルのライフル等が付属した"00型仕様の13型"(わかりにくい)がプレバンから出るかもしれませんね。


HG グスタフ・カール00型の紹介レビューでした。

ブログ開設以前に作っていたキットを取ってあったように、かなり好きなモビルスーツなのでハサウェイ版としてちゃんとキットが出たのは本当に嬉しかったです。

キットの方はやや破損が怖い部分があるものの、文句なしに作りやすくてカッコ良いまさに令和最新キットという感じでした。

けっこう生産数も多そうなので、デザインが好きなら是非おすすめのキットです。


次回の予定は未定ですが、3/14に30MM AC6のロックスミスが出るのでこれをスピード重視で組み立てたいと考えています。

ただ、本キットを予約できたのがamazonなのですが、ここ最近発売日に届いたことがないのでちょっと不安ですね…(グスタフカールも3月発送になっていて、問い合わせたら一週間遅れで届きました。)

ファイアレッドのリメイクにハマっていて、ポケプラのプリンを全塗装したりもしてました。

それではまた。

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