HG ハンブラビ(GQ)

キット情報

・HG 1/144 ハンブラビ(GQ)

・発売日:2026年7月


「歴史に名を刻めよ、ゲーツ・キャパ中尉」


『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』より、

第7話「マチュのリベリオン」に突如登場して話題となったハンブラビ(GQ)がキット化!

突然登場したバスク・オムを始め、作品の盛り上がりが最高潮のタイミングに登場したモビルスーツながら、

放送中のキット化は予定されておらず多くのファンの方から悔やまれていた本機。


しかし、よほどキット化の希望が多かったのか、HGジークアクス(エンディミオン・ユニット)の登場から半年の間を置いて発売されました。

価格は2860円とHGとしてはかなり高めの部類。(ギャンGQと同じ)

当初キット化を予定していなかったからこそのシャープな機体デザインは、キット化にあたって若干抑えられているのですが、新規デザインが起こされた多数武装も付属する並々ならぬ気迫を感じるキットになっています。

ギミックや付属品と合わせて紹介します。


前後から。

基本のブルーは成型色ですが、ダークブルー部分・フレーム・武装等は全て塗装しています。

フレームのシルバーは成型色でもグロスインジェクション風味でかなり見栄えが良さそうでした。


ただ、公式の完成見本写真が発売直前に「Zガンダム版を思わせる明るいブルー」になったため、そのまま組むとサンプルとはかなり印象の違ったカラーリングに仕上がると思います。

とはいえ、本編のイメージに近いのは成型色なのでそこまで気にしなくても良いかと思います。

デカールとトップコート前の状態。

全身KPSの塊なので、プラパーツが非常に柔らかく未塗装だとマットな質感になります。

各部のシャープさは対象年齢の関係で仕方ないものの「頭部~胴体」のバランス感がわりと設定画と乖離してる印象を受けました。

特に、頭部は設定画では前に突き出しているのですが、キットではほぼ真上に伸びてて本家に近しいバランスになっている気がします。

まあキット化されただけでも御の字なので、あまり言わないようにしたいところではありますが…

元々そこまで複雑な色分けではないのですが、なんと付属のシールは1点のみ!

それはライフルのスコープ部分を補うためものです。

唯一、あばらの両側のインテーク内を黒く塗りつぶす必要がありますが、そこ以外は本体は完璧なパーツ分けとなっています。

全身には5か所のモノアイ(あと一か所は頭部の裏)があり、記事のものはレッドメタリックで塗装してありますが、成型色ではピンクのクリアパーツ成型になっています。

一応それぞれ動かせるようになってますが、非常に小さく奥まったところにあるので爪楊枝やピンセットなどで小突かないと動かせません。

この際に塗装が剥げたりしそうなので、モノアイは成型色で仕上げる方が色々遊びやすいと思います。


特徴的な背中のバインダーは取り外し可能。

しかし、最近主流の二軸タイプではなく一軸タイプなので、水星や他ジークアクスのキットのように自由にバックパックを取り換える遊び方はできないようです。

大きな背負いものと細い脚部で設置性が悪そうに見えるのですが、バインダーが意外と軽いのとつま先&踵に角度が付けられるので見た目以上に安定してます。

尻尾のようなテールバインダーを設置させ、三脚状態ににするとほぼ転ばなくなります。

サイズ比較するキットを迷ったのですが、同シリーズの同勢力というところで01ガンダム

胴体と手は通常の1/144サイズですが、やはり頭部と足回りが長いので全体的に大きめのモビルスーツという感じに見えます。



ギミックや付属品を紹介します。


「腕部折り畳み式クロー」

説明書の武装一覧には記載がなく変形機構の一部な気もしますが…

腕部のクローは前に展開可能。

本家と違ってビームサーベルがないので、数少ない固定兵装の一つ。

これで戦うシーンも見たかったですね…


「ビームライフル」

背部ユニットに2つ備えられたビーム砲。

手持ち武装じゃないんですが、名称には"ライフル”と記載されています。

ちょっと癖があるんですが、可動軸によって砲身をかなり自由に動かすことができます。

地味に本編で唯一使用した武装。

ビームのカラーは「黄色」で、これは本家のティターンズのモビルスーツと同じでした。

(GQでは厳密には地球連邦軍所属ですが)

「こいつ…灰色の幽霊だ!」



「モビルアーマー形態」

これも本編で未登場の形態です。

まず頭部を引き起こして本体と水平にし、腕部の肘から下・脚部の太ももから下をくるっと回転させます。

脚を胴体の上に被せるようにし、ビームキャノンや腕の向きを微調整して変形完了。

非常に簡易的な変形機構ですがフラットでまとまった戦闘機風の見た目に。

真上から見ると「エイ」がモチーフになってるように見えますが、下から見ると怪鳥や猛禽類っぽい感じもしてまた別の魅力があります。



続いて、付属品の紹介です。

  • 武器握り手×2
  • フェダーインライフル
  • フェダーインライフル用ビーム刃
  • 海ヘビ(収納/展開)

存在しない記憶、本編で見た覚えのない豊富な武装が付属します。


「フェダーインライフル」

本家のハンブラビから設定を拝借した武装その①

キット化に際して付属品なしでは味気ないということで、制作スタッフ・バンダイの協力で新たに設定された武装とのこと。

そのため、フェダーインライフルや変形機構に関しては、説明書には「~のようだ。」「~と推測される。」と言った、普段とは異なる記述方法となっていて面白いです。

デザインもほぼ本家と同じですが、先端の格闘武装が「サーベル」からなんと「サイス(鎌)」に変更になっています。

取説書でのカラーはシルバー&胸部のダークパープルなのですが、設定にない武装なので記事のものでは普通に銃器っぽいカラーリングで塗装してみました。

トリガー部分が複雑な形状なため、手首に角度を付けないと持たせられないのでポーズを付けにはちょっとだけ癖があります。

本家のフェダーインライフルと同様に白兵戦武装へと切り替えられるのですが、サーベルではなくサイス(鎌)の刃を展開します。

格闘武器として装備する際は、銃身を持ち手にします。

宇宙世紀での鎌ってザクレロくらいしかなくて、連邦軍の機体に付いてるのはどうなんだろうと若干思うのですが、ケレン味があってめちゃくちゃかっこいいので許してしまう…

持ち手が二箇所あるので両手持ちも可能。

存在しないシーンですが、本当にかっこいい…



「海ヘビ」

本家のハンブラビから設定を拝借した武装その②

手持ち式のアンカー付の射出式武装で、敵機に高圧電流を流すという設定も本家と同様。

デザインも軽いアレンジが入ってるだけでした。

通常状態と射出状態の二種類が付属し、射出状態はリード線でアンカーを再現。

けっこう自由にポーズを付けられて面白いです。


おまけ

ティターンズが存在してないので、本機は地球連邦軍所属機という設定になっています。(アッシマーみたいな感じ)

なので連邦軍の一般火器も使用できるのかなと思うのですが、このケレン味のある見た目でジムのライフルとか持ってたらかっこいいなと思いました。

ガンダムで鎌だとやっぱりこのポーズになってしまう…


「いけるのか、ドゥー!?」
「クソっ、これだからムラサメ研は…!」


→の辺に心の目でサイコガンダムを見てください。

キケロガはロボット魂で商品化されましたが、サイコガンダムがスケールやサイコミュ兵器のギミックが難しすぎて厳しいでしょうね…


HG 1/144 ハンブラビ(GQ) の紹介レビューでした。

非常に楽しみにしてたので最速レビューをしたかったのですが、仕事の都合や梅雨で塗装があまり進められず時間が掛かってしまいました…

ジークアクスのキット全部言えることではありますが、サイズに関してちょっと割高はあるのものの、色分けもデザインも非常に良くて見た目が好みなら間違い出来だと思います。


唯一の欠点は作ってると本編の活躍を思い出して悲しくなるくらいでしょうか・・・

あとはモノアイの塗装もあとから動かす場合には気を使った方がいいと思います。

次回はハンブラビで一旦中断されていたキルケーの魔女版のメッサー(ガウマン機)になると思います。

それではまた。

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