キット情報

・ＨＧ 1/144 ジェガンＤ型 （護衛隊仕様）

・発売日: 2019年1月

「囲ませるな！モビルスーツを散開させろ！」

プレミアムバンダイ限定キット、「1/144 ジェガンＤ型(護衛隊仕様)」の紹介レビューです。

「機動戦士ガンダムNT（ナラティブ）」に登場する地球連合軍の量産型のモビルスーツで、本編では冒頭に少しだけ登場する所謂やられメカとして登場。

ジェガンに強化アーマーを付けたようなシルエットで、MSらしからぬデザインの頭部や武装、ミリタリー感のあるカラーリングがかっこよくて個人的にはかなり好きなモビルスーツです。

キットの方はガンダムNT公開の1年後にプレミアムバンダイの限定キットして登場。

ジェガンの流用キットである「エコーズ隊仕様」や「コンロイ機」に新規パーツを加えた

"流用キットの流用キット"みたいな少し不思議なキットになっています。

成型色を生かして最低限の塗装でサクッと仕上げたので簡単に紹介します。

• 制作

関節、バーニア、武装を成型色から変更しつつ、足りない色を筆塗りで塗装。

頭部のクリアパーツの内部は、メッキシルバーで塗装して反射が目立つようになんかもしています。関節はABSなので塗装時は注意が必要。

他、いつものように市販のデカールを貼って半光沢で仕上げました。

胴体の赤枠で囲った部分は設定ではライトブラウンなのですが、キットでは基本色のダークブラウンのままで設定通りにするには塗装が必要です。

シールも付いてますが、めちゃめちゃ角度が付いててキレイに貼るのはかなり大変…ここは何とかならなかったのかなぁという感じ。

腰のV字はスケール的に塗り分けが大変そうだったのでシールに頼りました。

このツルッとしたヘルメットみたいな頭部がとてもかっこいい！

元機体のデザイナーの影響もあってかなりパトレイバーのヘルダイバーっぽいんですよね、近接武器をナイフにして色合いをダークグリーンとかにしたらもう言い訳できないレベル。

胸部アーマーを外すとそのままノーマルジェガンの胴体が露出します。

▼デカール前の状態

成型色がミリタリーのスケールモデルみたいで渋くてかなりいいです。

腰回りの色分けが気にならなかったら、無理にシールを貼らなくてもいいかなと

微妙にパーツが足りないので、通常のジェガンやエコーズジェガンを組んだりは出来ないんですが、ジェガンのライフルとバズーカはそのまま組むことはできます。

連邦系のミキシングでパーツ取りとかにもよさそうなキットです（とはいえプレバンですが…）

武装やギミックを紹介します。

「90mmショートマシンガン」

本キットの目玉である、本編でも印象的だった宇宙世紀らしからぬデザインの実弾火器。

現実に存在するサブマシンガンを思わせる形状が特徴的。

2パーツの張り合わせ＆銃身のシンプルなパーツ構成ですが、モールドが細かくてキットの目玉に相応しい造りです。

関節がめちゃくちゃ動くタイプじゃないので無理矢理にはなりますが、サブグリップもしっかりと握れるようサイズ感になってました。

「ビームサーベル」

連邦軍MSのいつものやつです。

ジェガンでは右腰に装備。

サーベルは一本ですが、ビーム刃は二本付属してお得(?)ですね。

以下、適当に何枚か

本編でのやられっぷりが嘘みたいなかっこよさ・・・！

「1/144 ジェガンＤ型(護衛隊仕様)」の紹介レビューでした。

AC6漬けの9月からプラモに復帰するにあたって、サクッと作れそうなキットとしてチョイスしたのですが大正解でした。

やっぱり首元～腰回りのシールだけは気になるのですが、とはいえここの色が足りなくても特別違和感はないので細部にこだわらないならまあいいのかなと…

今は一番くじ 機動戦士ガンダム ガンプラ 2023のソリッドクリアのガンダムルブリスをやってます。

エピローグ機体は二機とも作ってなかったので、限定キットではありますが思い切って作ってしまいました。

次回はこちらの紹介記事の予定です。

• 30MM

余談ですが、30MMの公式戦に参戦した機体が30MM賞を頂きました。

RTしたりリアクションしてくれた皆様ありがとうございました。

先日のホビーショーの30MMコーナーにも投稿画像が掲載されていたようです。

友人が撮影してきてくれました。

一番大きな賞というわけではないのですが、30MM自体は3年くらい続けていて、やっと入賞できたと思うとけっこう感慨深いです。

FTBC2023に応募したザウォート兵装試験機 に続いて、こういうものに選考されるのは「自分がかっこいいと思っているもの」が肯定されたのだと思えて、本当にモチベーションになります。

とはいえ、自分は超技術ですごい作品を作りたい！というよりは、たくさんのキットを好きなように作りだけなので、これからも出来るだけ多くのキットを完成させてあげられればと思っています。

それではまた