HG 軍警ザク

キット情報

・HG 1/144 軍警ザク

・発売日:2025年04月12日(土)


「マルモを見失った」「どこだ どこへ行った…!?」


先駆けて劇場版が公開されていたTVシリーズ最新作、

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』よりHG 1/144 軍警ザクの紹介レビューです。

※本記事は『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の劇場版・TV放送のネタバレを含みます!

劇場版に合わせて発売された「HG 1/144 GQuuuuuuX」に遅れて、TV放送開始に合わせて発売されたシリーズ第二弾のキット。

本編自体は宇宙世紀をオマージュした機体や人物が登場する作品ですが、キットのシリーズ名はHGUCではなく、新たに"HG Mobile Suit GQuuuuuuX" となっていました。

価格は2200 円で、水星シリーズよりは高くSEED FREEDOM系よりは安い…という絶妙な価格帯です。

また、このシリーズのパッケージの特徴として側面のアートが「縦向き」になっていました。

コレクションしたくなる面白い試みだと思います。

この"軍警ザク"は第一話の冒頭に登場した、サイド6の治安維持・防衛戦力として配備されたジオン公国の「ザク」をベースとした機体です。

あまり設定を深く読まずに作ってしまい、機体の要所にジオン章のデカールを入れちゃったんですが、所属的にはジオン軍ではなくサイド6の民間機になるみたいです。


目玉機体のジークアクスや赤いガンダムにはそこまで惹かれなかったのですが、このザクに関してはザクとしての基本デザインを踏襲しつつ、かなりかっこいいアレンジになっていると思い発売日に購入しました。

部分塗装の簡単仕上げで一週間程度で完成させたので紹介します。


制作

水星の魔女から続くポリキャップレスのKPSキット。

但し、水星の魔女のキットほどのスカスカ感はなく、関節のグラ付きなども現時点ではない感じです。(まあ価格が違いますが…)

前後から。

胴体や脚部が関節のグレー部分と共通の色合いなのに違和感があったので、一部をマット系のブラックにカラー変更。

武装やバーニアも塗装して質感の差が出るようにしました。

パワードスーツっぽい雰囲気があるのでトップコートはつや消しに。

他、手を入れた部分としてはモノアイの付属のホイルシールから30MMのカスタマイズマテリアル(3Dメタリックシール)に変更しつつ、肩のパトランプのバーが破損防止のため太くなっているのでそこを削り落としました。

要塗装箇所。

赤枠で囲った部分、パトランプのバーとバーニア内部の赤色のみです。

普通に組む分にはそんなに気にならないと思うので、組むだけで設定通りのカラーになります。

しかし、やや曲者なのが機体各所の白いラインやシールドの「警察」の文字で、これは付属する専用のマーキングシールを用いて再現します。

通常のホイルシールより隠ぺい力が高くまたとても薄い専用の仕様になっているのですが、こだわる場合には余白を限界までカットしたりクリアーコートによる保護が必須になってくると思います。

記事のものも余白をカットしつつ、トップコートで馴染ませてるのですがアップにするとどうしてもシール感があり若干の心残り…

これは今後発売される水転写デカールに期待ですね。

デザイン的に特徴的な箇所をピックアップして。

頭部は小顔なこと以外ほぼザクのままなのですが、ヘルメットのひさしに角度が付いてるのでデフォルトで怒り顔風になります。

腰回りはガスボンベを思わせるパーツと多数のバーニアがあり、かなり無重力化の兵器っぽさを感じさせます。

手元にHGのザクがなかったのでHGのグフカスタムとサイズ比較。

写真だと全高がそこまで変わらないため差がないように見えますが、ジークアクスのザクは小顔で足が細いため手にしたときには予想以上にコンパクトな印象になっています。

可動など。

太もも周りが太いのでどうしても干渉するのですが、そこを避ければ手足共にかなりの角度まで曲がるのでかなりアクロバティックなポーズも可能。

ただ足首が小さいので、スタンドなしでポーズを保持するのはちょっとコツがいるかも。

膝のシールドのおかげで立膝は得意。

脚部のシールドはACVプレイヤーの血が騒ぎます。


付属品やギミックを紹介します。

  • ザクマシンガン
  • ヒートホーク
  • 警察シールド
  • 平手

他、特徴的な武装としてシールドにマウント出来る「電磁警棒」があるのですが紛失してしまいました。

ガンダムのキットで1パーツの棒的なものにあまり馴染みがなかったから、気づかずに捨ててしまったのかも、皆さんもご注意ください…



「ザクマシンガン」/「警察シールド」

パッと見はいつものザクマシンガンに見えますが、銃身のコンパクト感や下部のフックなどよく見ると形状に差異があるタイプです。

地味に設定準拠の場合はマズル部分やマガジンの上部を白で塗装する必要があります。

専用の「警察」の文字入りのシールド機動隊のライオットシールドみたいなシンプルで武骨な形状です。

腕部の3mm軸に差し込むだけの簡単な構造です。

両手でザクマシンガンを構えるポーズを取ると「警察」の文字が綺麗に見えるのはデザインの妙ですね。

腕部の可動がしっかりしてるので、両手撃ちはばっちり決まってかっこいいです。


「ヒートホーク」

ザクお馴染みの格闘武装。

1パーツ成型の、馴染み深いデザインでザクマシンガンと異なりほぼ宇宙世紀版と同様のデザインになっています。

本編冒頭のシーンでは未使用。

先端の刃部分が要塗装なのもまんまいつものザクのキットと同じで笑ってしまいました。

フル装備で。

小顔で足が人間的なシルエットなため、MSというよりパワードスーツ的な印象がとても強いです。


以下適当に

パッケージアート風

このキットですが、バーニアの量も相まって後ろ側から見るのがとてもかっこいいです。

ランドセルが特徴的な形状で足首もMSに良くあるスリッパを履いてる感じじゃないのでとても新鮮なフォルムです。


Xで話題になっていたショットガン装備。

HGケンプファーとは成型色が同じため、ミキシングするのも楽しそうですね。


『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』(ジークアクス)より、HG 1/144 軍警ザクの紹介レビューでした。

ジークアクスの方は未だに入手出来ていないので、こちらは発売日に入手出来て良かったです。


HGジークアクスは組み立て難易度が高いと話題になってましたが、こちらは特に難しい箇所はなく唯一シールに癖があるくらいで組みやすいキットかと思います。

第二話の量産型やシャアザクも発売が決まってるようなので楽しみです。


ただ、4/27の現時点で未だに5/3発売のキットが公開されてないみたいな売り方はちょっとどうなのかなと…第3話の新モビルスーツでも出すのでしょうか。

次回のレビュー記事は未定ですが、いい加減に福岡シナンジュをレビュー記事にしてしまいたいのですがSEEDズゴックが手に入ったのでそちらも組み立てを進めています。

それではまた。

青けりゃだいたい好き

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