「なぜ…なぜ今になって現れたの?」
旧キットより「1/550 ララァ専用モビルアーマー」の紹介レビューです。
※本記事は『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』のネタバレを含みます!
初代『機動戦士ガンダム』の第40話 「エルメスのララァ」から登場。
ニュータイプの少女「ララァ・スン」が搭乗するジオン軍のニュータイプ専用のモビルアーマーです。
小型のユニットを射出し自動で攻撃を行う兵器「ビット」は非常に特徴的で、今日までにガンダム以外のあらゆる創作物の兵器や攻撃技に影響を与えていると思います。
本編でもしっかり「エルメス」という呼称で呼ばれるのですが、フランスのブランドメーカーの名前と名称が被っている関係で商品化の際はまどろっこしい名前になってしまう"大人の事情"は有名ですね。
キットの方は数年前にガンダムベースで購入して詰んでいたのですが、
宇宙世紀を踏襲した作品であるジークアクスに登場したので、せっかくなのでこの機会に組んでみました。
制作
所謂旧キットなので要接着&塗装。
成型色は緑一色ですが、機体の大部分が緑色であるため部分塗装だけならサクッと終わるかも知れません。
ただ、組み立ては自体は旧キットの中では難しい方かも知れなくて、背中のアンテナの固定や二門のビームキヤノンの組み込み等がけっこう厄介です。
記事のものはジークアクスにて「シャロンの薔薇」として登場した際のイメージで、青緑系の本体色をチョイスしました。
細かいピンクや黄色、機体前面のシャッター等は筆塗りで対応しました。
他、旧キットのモビルアーマーには結構ディスプレイベースが付いているのですが、エルメスの場合は地面に置いて飾れるためか付属しません。
なので本体とビットに30MMシリーズのジョイントパーツを取り付けて、各ベースに対応できるようにしました。
丸っこい形状に綺麗な色合いでなんとなく可愛らしい印象のあるデザイン。
確かに薔薇って言うよりチューリップ的かも知れません。
付属品一覧です。
- ビット×10
- 同スケールのシャアゲルググ(ビームライフルと選択式)
- ランディングギア
ビットはなんと機体設定と同数付属するのですが、これを全部塗装するのはかなり骨が折れます。加工しないと浮かせることも出来ないので、ジオラマ向けかも…
着陸状態のランディングギアは収納状態との選択式で、今回の記事では収納状態にしています。
同スケールの1/550シャアゲルググです。
右腕はビームライフルとの選択式ですが、その場合は手首を切り落としてビームライフル用のパーツを接着するという旧キット的で男らしい仕様です。
1/144のガンダムとサイズ比較。
筆塗りで雑にやっただけですが、遠目に見ればそれっぽいので良いかなと…
本編"とんがり帽子"の呼称の通り、機体後部のアンテナパーツはかなり鋭利に造形されていて破損に注意が必要です。
アンテナやら羽やらがえらく鋭利で気づいたのですが、昔のガンプラは「対象年齢15歳以上」なんですね…
背面から、六基のバーニアにビットの射出口のモールドが確認できます。
40年以上前のキットですが背面のフォルムは今見てもそんなに悪くないと思います。
移植した3mm軸を使ってビットを射出状態を再現。
「あなたを倒さねば…シャアが死ぬ!」
旧キットのエルメスこと「1/550 ララァスン専用モビルアーマー」の紹介レビューでした。
地味に数年ぶりの旧キットでしたが、最新のキットとはまた違った作業が必要になるので楽しかったです。
このタイミングで再販したらかなり売れそうですが、どうなんだろう…
キケロガはわざわざブラウブロよりもサイズダウンした設定・デザインになってるので、HGで発売されると読んでいます。
次回はジークアクスのギャンを紹介したいと思っています。
無事に入手できるといいんですが…
それではまた
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